この記事でわかること
この記事でわかること
・Deep Researchとは何か
・主要4サービスの料金・機能の違い
・自分に合ったDeep Researchの選び方
・大学生活での具体的な活用シーン
「Deep Researchって最近よく聞くけど、結局どれを使えばいいの?」
2024年12月にGeminiが先陣を切り、2025年2月にChatGPTとPerplexityが相次いでリリース、その後Claudeも参入して、今やAIリサーチ機能の戦国時代に突入しています。
ただ、どのサービスもやっていることは似ています。
なので今回は、各サービスの細かい違いを延々と語るのではなく、「結局どれがどんな人に向いているか」を整理しました。
1. そもそもDeep Researchって何?
「調べる」を丸ごとAIに任せる新しい形
Deep Research(ディープリサーチ)を一言で説明すると、「AIがあなたの代わりに本格的な調査をしてくれる機能」です。
従来のAIチャットは「質問したらすぐ答えが返ってくる」ものでしたが、Deep Researchは数分〜数十分かけて、AIが自律的にウェブ上の情報を収集・分析し、出典付きのレポートとして出力します。
従来の検索・AIチャットとの違い
| 手段 | やっていること | 所要時間 |
|---|---|---|
| Google検索 | キーワードに合うページを一覧表示 | 数秒 |
| 通常のAIチャット | 学習データから回答を即座に生成 | 数秒〜数十秒 |
| Deep Research | 複数の情報源を横断調査し、レポート作成 | 数分〜30分 |
なぜ今Deep Researchが注目されているのか
理由はシンプルで、「情報収集→整理→レポート化」という一連の作業を自動化できるからです。
たとえば「再生可能エネルギーの日本における現状と課題」を調べるとき、従来なら:
- Google検索で複数の記事を開く
- 信頼できる情報かチェックする
- 必要な部分をコピペしてまとめる
- 出典を整理する
…という作業に数時間かかっていたものが、Deep Researchならプロンプトを入力するだけで完了します。
大学生にとっては、レポートや卒論の文献調査がかなりラクになる機能です。
2. 主要4サービスの比較表
2026年1月現在、Deep Research機能を提供している主要サービスは以下の4つです。
| サービス | 無料版 | 有料版料金 | 無料での回数 | 有料での回数 | 処理時間 |
|---|---|---|---|---|---|
| ChatGPT | ⭕ | Plus: $20/月, Pro: $200/月 | 月5回(※1) | Plus: 月25回, Pro: 月250回 | 5〜30分 |
| Gemini | ⭕ | AI Pro: 月額2,900円 | 月5回 | Pro: 1日20回, Ultra: 1日200回 | 5〜10分 |
| Claude | ❌ | Pro: $20/月, Max: $100〜200/月 | なし | 利用制限あり(詳細非公開) | 5〜45分 |
| Perplexity | ⭕ | Pro: $20/月, Education: $4.99/月 | 1日5回(※2) | Pro: 300+/日(※2) | 2〜4分 |
※料金・回数は2026年1月時点の情報です。各サービスの最新情報は公式サイトでご確認ください。
※1:ChatGPTは上限到達後、軽量版(o4-mini)に自動切替されます。
※2:Perplexityの回数は「Pro Searches/Day」の枠を指します。
- ChatGPT: OpenAI公式
- Gemini: Google公式ヘルプ
- Perplexity: 公式ヘルプ
比較してわかること
見ての通り、基本的な機能はどれも似ています。
どのサービスも「複数のソースを調査→レポート形式で出力→出典を明記」という流れは同じ。
違いが出るのは主に以下の3点:
- 処理速度:Perplexityが圧倒的に速い
- 無料で使えるか:Claudeだけ有料限定
- 出力形式:Geminiは章立てが詳細、ChatGPTは実用的
3. 各サービスの特徴をざっくり解説
ChatGPT Deep Research
OpenAIが2025年2月にリリース。o3モデルをベースにした本格派。
良いところ:
- PDF出力やGitHub連携など機能が充実
- 対話形式で調査の精度を高められる
- 無料でも月5回は使える
気になるところ:
- 処理に時間がかかる(5〜30分)
- 上限到達後は軽量版(o4-mini)に自動切替
- フル機能を使うにはPro($200/月)が必要
向いている人: 本格的なリサーチや、開発者向けの調査をしたい人
Gemini Deep Research
Googleが2024年12月にリリース。Googleの検索インデックスとの連携が強み。
良いところ:
- Googleドキュメントにそのまま出力できる
- 章立てと要約が丁寧
- 無料版でも月5回使える
気になるところ:
- レポートがやや冗長になりがち
- 日本語の精度が英語より劣る場合も
向いている人: Googleサービスを普段から使っている人、網羅的なレポートが欲しい人
Claude Research(Advanced Research)
Anthropicが2025年4月にリリース。調査プロセスの透明性が売り。
良いところ:
- 調査計画を事前に提示してくれる
- リアルタイムで進捗が確認できる
- 出典の信頼性評価が丁寧
気になるところ:
- 無料版では使えない
- 回数制限の詳細が不明瞭
向いている人: 調査の根拠を重視したい人、すでにClaude有料版を使っている人
Perplexity Research(旧Deep Research)
Perplexityが2025年2月にリリース。スピード特化型。なお、2025年5月末に「Deep Research」から「Research」に名称変更されています。
良いところ:
- 処理が速い(公式説明では2〜4分)
- 無料でも1日5回使える
- 学生・教職員向けのEducation Pro($4.99/月)がある
- ソフトバンク/ワイモバイル/LINEMOユーザーは半年間Pro無料(※)
気になるところ:
- レポートの深さはやや劣る
- 読売新聞社(2025年8月7日)、日経・朝日新聞社(同8月26日)が東京地裁に著作権侵害で提訴し係争中
向いている人: サクッと調べたい人、スピード重視の人、学生(Education Proが格安)
※注意:ソフトバンク特典は無料期間終了後、解約しないと月額2,950円が自動課金されます。利用前に解約方法を確認しておきましょう。
4. 大学生におすすめの選び方
無料で試すならPerplexityかGeminiがおすすめです。
🎓 タイプ別おすすめ
| あなたのタイプ | おすすめサービス | 理由 |
|---|---|---|
| まずは無料で試したい | Perplexity | 1日5回無料、処理も速い |
| Googleサービスをよく使う | Gemini | ドキュメント連携が便利、月5回無料 |
| 学生・教職員 | Perplexity Education Pro | $4.99/月で格安 |
| 本格的にリサーチしたい | Claude Pro | 調査の透明性が高い |
| 開発系の調査をしたい | ChatGPT Plus/Pro | GitHub連携が強力 |
💡 実際の使い分け例
参考までに、筆者の使い分けを紹介します。
- ちょっとした調べもの → Perplexity(1日5回無料、速い)
- レポートの下調べ → Gemini(月5回無料、網羅的)
- 卒論の文献調査 → Claude Pro(深い調査が必要なとき)
実際のところ、どれを使っても大きな差は出ません。まずは無料で試してみて、自分に合うものを選ぶのがベストです。
5. Deep Research活用のコツ
共通するプロンプトのポイント
どのサービスを使う場合でも、以下を意識するとより良い結果が得られます。
1. 調査の目的を明確にする
❌ ダメな例:
「AIについて調べて」
⭕ 良い例:
「大学のレポート(3000字)のために、日本におけるAI活用の現状と課題を調査してください」
2. 欲しい情報の範囲を指定する
⭕ 良い例:
「以下の観点で調査してください:
- 市場規模と成長率
- 主要プレイヤー
- 今後の課題(3つ程度)」
3. 出力形式を指定する
⭕ 良い例:
「調査結果は以下の形式でまとめてください:
- 概要(200字程度)
- 詳細(各項目500字程度)
- 出典リスト」
⚠️ 注意点:Deep Researchの限界
便利なDeep Researchですが、万能ではありません。
- 最新すぎる情報は拾えないことがある
- 学術論文の調査には専門データベース(CiNiiなど)の方が適している
- 出典の信頼性は自分でも確認が必要
あくまで「調査の出発点」として使い、最終的には自分の目で確認することをおすすめします。
6. まとめ
Deep Researchは、情報収集にかかる時間を大幅に短縮してくれる便利な機能です。
主要4サービスの特徴をおさらいすると:
| サービス | 一言で言うと |
|---|---|
| ChatGPT | 機能充実の本格派 |
| Gemini | Google連携が便利 |
| Claude | 透明性重視で堅実 |
| Perplexity | スピード最速 |
どれを選んでも大きな失敗はないので、まずは無料で試してみてください。
レポートや卒論に追われる大学生なら、一度は試してみる価値があります。
参考になれば幸いです。
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カテゴリー: AIツール比較, レポート・論文, 日常活用

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