この記事でわかること
- 無料・有料プランの違いと公式情報の確認先
- 資料整理・下書きの反論・授業別プロジェクトの使い方
- 学習設定と会話削除を区別するプライバシー確認
「ChatGPTとGeminiは使ったことがあるけど、Claudeってどう違うの?」。そんな疑問を持っている人も多いと思います。
ClaudeはAnthropic社が開発しているチャット型のAIです。この記事では、無料でできること、有料プランとの違い、大学生の勉強で使いやすい場面を紹介します。料金や機能は2026年9月28日確認時点で、公式サイトを見て確認したものです。
Claudeとは?まずは無料プランでできること
Claudeは、ブラウザ・デスクトップアプリ・スマホアプリで使えます。公式の料金ページによると、無料プランでもWeb検索、ファイルの作成、コードの実行、メモリ(過去の会話内容を覚えておく機能)、アプリとの連携、アーティファクトが使えます(Claude公式「Pricing」)。
アーティファクトは、会話の横に表や図、ちょっとしたツールなどを別の画面として表示する機能です。たとえば「この単語リストを暗記カードにして」と頼むと、暗記カードの試作を依頼できます。生成された内容や動作は自分で確認してください(Claude公式:アーティファクトの説明)。
また、「プロジェクト」を使うと、資料と指示をひとまとめにして、同じテーマの会話を続けられます。従来のチャット用プロジェクトは無料プランで5つまで作れます。新しいプロジェクトは一部利用者向けに段階提供中のため、この記事では従来の機能を説明します(Claudeヘルプセンター「What are projects?」)。
有料プランとの違い
2026年9月28日に公式料金ページで確認した個人向けプランは、次のとおりです。利用上限があり、料金・機能は変更される場合があります。契約前に購入画面を確認してください。
- Free:無料。使える量に上限あり
- Pro:月20ドル(年払いは200ドルを一括払い。公式ページは月17ドルと表示)。使える量が増え、ほかのモデルや追加の機能も使える
- Max:月100ドルから。Proの5倍または20倍の量を使える
金額はドル表記です。日本から払う場合は、為替や税で実際の請求額が変わります。まずは無料プランで試して、使う量が足りなくなったら検討するくらいで十分です。
公式料金ページには、大学の学生・教職員向けのEducationプランも案内されています。所属大学のIT窓口やポータルで、使える環境がないか一度確認してみてください。
大学生がClaudeを使いやすい3つの場面
① 長い資料を読む前の「地図」づくり
AIへの入力が認められた配布資料や論文のPDFを渡し、内容の構成を整理する使い方です。授業の許可と資料の利用条件を確認し、不明ならアップロード前に教員や図書館へ相談してください。いきなり要約を読むのではなく、「どこに何が書いてあるか」を先に教えてもらうと、自分で読むときに迷いにくくなります。
添付した資料の構成を、見出しごとに1〜2行で説明してください。そのうえで、「[授業のテーマ]」を理解するために特に読むべき部分を3つ挙げ、該当するページ番号も示してください。資料に書かれていないことは補わないでください。
返ってきたページ番号は、必ず元の資料で確かめましょう。AIは、それらしい番号を答えてしまうことがあります。
② レポートの下書きに「反論」をもらう
自分で書いた下書きに対して、読み手の立場から反論の候補を挙げてもらう方法を提案します。指摘が妥当かを自分で判断し、必要な根拠を確かめましょう。
以下はレポートの下書きです。書き直さずに、主張に対して考えられる反論を3つ挙げてください。それぞれ、どの段落のどの部分に向けた反論かも示してください。
下書き:[ここに貼り付け]
レポートの構成づくりから相談したいときは、AIでレポートの構成を考える記事も参考にしてください。
③ プロジェクトで「授業ごとの相談相手」をつくる
授業ごとにプロジェクトを作り、シラバスや自分のノートを入れておくと、その授業の範囲に沿って答えてもらいやすくなります。指示欄には、たとえば次のように書いておきます。
この授業の範囲で質問に答えてください。追加した資料に根拠がある場合は、どの資料のどの部分かを示してください。資料で確認できないことは、推測だと分かるように書いてください。
就活のESをClaudeで添削したい人は、プロジェクトに指示書を入れる方法をES添削AIの指示書の記事で紹介しています。
使うときの注意点
課題でのAI利用ルールを確認する
AIを使ってよいかどうか、使った場合に申告が必要かは、授業ごとに違います。シラバスや課題の説明を必ず確認してください。ルールの調べ方は大学の生成AIルールの確かめ方にまとめています。
会話の扱いを設定で確認する
ClaudeのFree・Pro・Maxでは、モデル改善への利用をプライバシー設定で選べます。学習への利用をオフにすることと、会話を削除することは別です。公式説明では、利用者が削除した会話は原則としてバックエンドから30日以内に削除されます。モデル改善を許可した場合、その設定後に開始・再開した会話などが、個人との関連を取り除いた形式で学習用に最長5年間保持される場合があります。法令対応や安全対策などの保持例外もあります(Anthropic公式:データの保持期間)。ほかのAIも含めた設定方法は、AIに入力した情報の扱いと学習オフ設定で解説しています。
答えは元の資料で確かめる
Claudeも、ほかのAIと同じように間違えることがあります。事実や数字、引用は、元の資料や公式情報で確かめてから使いましょう。確かめ方はAIの回答が正しいか確かめる方法で紹介しています。
ChatGPT・Geminiとどう使い分ける?
どれか一つに決める必要はありません。すでに使い慣れているAIがあるなら、それを軸にして、長い資料を読むときや、下書きに反論がほしいときにClaudeを試してみる、という使い方でも十分です。
それぞれの基本は、ChatGPTの活用ガイドとGeminiの活用ガイドで紹介しています。
まとめ
Claudeは、無料プランでもWeb検索やファイルの読み込み、プロジェクトなどが使えます。まずは、入力の許可と利用条件を確認できた資料を1つ渡して「構成を教えて」と頼むところから始めてみてください。



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