この記事でわかること
- ESをもとに想定質問を作り、1問ずつ模擬面接を進める方法
- 回答を振り返り、逆質問の候補を準備するプロンプト
- 個人情報・事実の追加・AI評価に関する注意点
「ESは通ったけど、面接で何を聞かれるか不安」「一人で練習しても、答えがこれでいいのか分からない」。そんなときは、AIを面接官役にして練習してみましょう。
マイナビが2026年5月に公表した2027年卒学生を対象とする調査では、就職活動でAIを利用した回答者の利用内容として、面接対策は38.4%でした(マイナビ「2027年卒 大学生キャリア意向調査4月<就活生のAI利用について>」)。この記事では、自分のESをもとに模擬面接をする方法と、練習で気をつけたいことを紹介します。
まずは「ESの深掘り」に備える
ESを提出した選考に備えるなら、書いた内容の「なぜ」や「具体的には」を説明する練習から始めてみましょう。実際の面接の進め方は企業や選考によって異なります。ここでは、自分のESから想定質問を考える方法を提案します。ESを入力する前に、氏名・連絡先・学籍番号や第三者を特定できる情報、企業から非公開で提供された情報は除いてください。
ステップ1:ESから想定質問を出してもらう
あなたは新卒採用の面接官です。以下のESをもとに、面接で聞きそうな質問を8つ挙げてください。「なぜそう考えたのか」「ほかの方法は考えたか」「うまくいかなかったことは何か」のように、エピソードの中身を確かめる質問を中心にしてください。模範解答は書かないでください。
設問:[設問文]
ES:[ここに貼り付け]
質問を見て、すぐに答えられないものに印をつけておきましょう。その質問がESの内容に沿っているかを確認したうえで、答えを整理する候補にします。
ES自体を見直したい人は、ES添削AIの指示書を使うと、面接で説明できるかという観点でもチェックできます。
ステップ2:1問ずつ模擬面接をする
次は、実際の面接のように1問ずつ答えていきます。一問ずつやり取りすると、前の回答を踏まえた質問に答える練習ができます。
今から模擬面接をお願いします。あなたは[業界・企業の種類]の面接官です。質問は1つずつ出し、私が答えたら、その答えに対して深掘りの質問を1つしてください。深掘りを2回したら、次の質問に進んでください。評価やアドバイスは、私が「終了」と送るまで出さないでください。
私のES:[ここに貼り付け]
答えるときは、実際に声に出してから文字にするのがおすすめです。書いた答えは、話した答えよりきれいになりがちだからです。
ステップ3:まとめてフィードバックをもらう
練習が終わったら、「終了」と送って振り返りをしてもらいます。
模擬面接を終了します。私の回答について、次の3つの観点でフィードバックしてください。①質問に正面から答えているか、②具体的なエピソードや理由があるか、③ESの内容と矛盾がないか。良かった点と改善点を分けて、改善点には言い換えの例を1つずつつけてください。
改善点を見たら、答えを丸暗記するのではなく、「何を伝えるか」の要点だけをメモしておきましょう。聞き方が変わっても伝えられるように、別の言い方でも練習してみてください。
逆質問の準備にも使える
面接の最後に「何か質問はありますか」と聞かれることもよくあります。企業の採用ページや説明会のメモを渡して、質問の候補を一緒に考えてもらうこともできます。
以下は、私が企業説明会で聞いた内容のメモです。このメモを読んだうえで、面接の逆質問として聞いてみたいことの候補を5つ挙げてください。調べればすぐ分かる質問は避けてください。
メモ:[ここに入力]
AIが出した候補は、そのまま使うのではなく、自分が本当に知りたいことに近いものを選び、言葉を直して使いましょう。
練習で気をつけたいこと
AIの評価は本番の合否とは別もの
AIの面接官は、企業ごとの評価の基準を知っているわけではありません。フィードバックは、答え方を見直すきっかけとして使いましょう。キャリアセンターの模擬面接や、友人との練習もあわせて行うと安心です。
ESに書いていない事実を足さない
練習の中でAIが「もっと成果を具体的に」と言ってきても、実際にない数字や経験を足してはいけません。面接で深掘りされたときに説明できなくなります。
企業の情報は公式の情報で確かめる
AIが企業の事業内容や最近の取り組みについて話すことがありますが、古い情報や間違いが混ざることがあります。企業の話をするときは、採用サイトやIR資料などの公式の情報で確かめてください。
まとめ
AIでの面接対策は、「ESから想定質問を出す→1問ずつ答える→まとめて振り返る」の3ステップで進めるのがおすすめです。まずは個人情報などを除いた自分のESを1つ使って、想定質問を出してもらうところから始めてみてください。
自分の強みや軸をもう一度整理したい人は、AIで自己分析を深める方法も読んでみてください。



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