ゼミ発表・プレゼンの準備にAIを使う方法|構成づくりから想定質問まで

日常活用

この記事でわかること

  • 発表のメッセージからスライド構成を作る手順
  • 文章の短縮・時間調整・想定質問に使えるプロンプト
  • 数字や引用の照合と、授業のAI利用ルールの確認方法

「来週ゼミで発表なのに、スライドの構成が決まらない」「発表のあとの質疑応答が怖い」。そんなとき、AIは準備の心強い相棒になります。

ただ、スライドの中身までAIに任せ、自分で内容を確かめないまま発表すると、質問に説明できない部分が残るおそれがあります。この記事では、発表の準備を「構成」「スライド」「話す練習」「質疑応答」に分けて、それぞれでのAIの使い方を紹介します。

ステップ1:発表の「一番伝えたいこと」を決める

スライドを作る前に、発表全体で伝えたいことを一文で言えるようにしておきます。ここがあいまいだと、スライドが情報の寄せ集めになってしまいます。

ゼミで[発表時間]分の発表をします。テーマは[テーマ]で、聞き手は[ゼミの学生と教員]です。以下のメモをもとに、この発表で一番伝えるべきメッセージの候補を3つ挙げてください。それぞれ、そのメッセージを選んだ場合に発表の中心になる内容も簡単に示してください。
メモ:[読んだ文献や調べたことのメモ]

候補の中から、自分が一番話したいもの、根拠をしっかり示せるものを選びましょう。

ステップ2:スライドの構成案を作る

メッセージが決まったら、スライドの流れを考えます。1枚ごとに「このスライドで言いたいこと」を一文で決めていくと、話の筋がぶれません。

発表で伝えたいメッセージは「[メッセージ]」です。[発表時間]分の発表で、スライドの構成案を作ってください。各スライドについて「タイトル」「このスライドで言いたいこと(一文)」「使う資料や図」を表にしてください。私のメモにない情報は入れず、足りない情報がある場合は「要調査」と書いてください。
メモ:[ここに入力]

構成を考えるための仮の目安として、10分の発表を10枚前後に分けてみる方法があります。1枚1分という決まりではありません。図の説明や引用に必要な時間を実際に測り、授業の指示に合わせて枚数を調整しましょう。

ステップ3:スライドの文字を減らす

スライドに文章をびっしり書くと、読む内容と聞く内容が重なり、要点を追いにくくなることがあります。作ったスライドの文章をAIに渡して、短くしてもらいます。

以下はスライド1枚分の文章です。聞き手が要点をつかみやすいように、キーワード中心の短い箇条書き(3行以内)にしてください。削った説明は「話す内容」として別に書いてください。
文章:[ここに入力]

削った説明は、発表で口頭で話す部分になります。

ステップ4:原稿を読み上げて時間を測る

話す内容がまとまったら、実際に声に出して時間を測ります。AIに原稿を作ってもらうことはできますが、一度自分で話してから、長すぎる部分を削ってもらうほうが自然な話し方になります。

以下は私の発表原稿です。声に出すと[実際の時間]分かかり、[目標の時間]分に収めたいです。話の流れを保ったまま、削れる部分を提案してください。削る理由も一言ずつ添えてください。
原稿:[ここに入力]

ステップ5:質疑応答の準備をする

発表でいちばん不安なのが質疑応答、という人も多いと思います。AIに、聞き手の立場から質問を出してもらいましょう。

以下の発表内容に対して、ゼミの教員や学生から出そうな質問を8つ挙げてください。「根拠は何か」「ほかの解釈はないか」「なぜこの資料を選んだのか」のような、内容を確かめる質問を中心にしてください。答えは書かないでください。
発表内容:[スライドの構成と要点]

出てきた質問に、自分で答えを考えてみます。答えられない質問は、追加確認が必要なものと、今回の発表の範囲外のものに分けます。必要な資料を読み直し、分からないことは未確認と説明できるようにしましょう。

使うときの注意点

数字・引用・図は元の資料で確かめる

スライドに載せる数字や引用、グラフの元データは、必ず元の資料で確認してください。AIが挙げた文献は実在と内容を確かめ、確認できない文献は使いません。出典はスライドにも書いておきましょう。確かめ方はAIの回答が正しいか確かめる方法で紹介しています。

ゼミのルールを確認する

発表資料にAIを使ってよいか、使ったことを伝える必要があるかは、ゼミや授業によって違います。大学の生成AIルールの確かめ方も参考にしてください。

まとめ

発表の準備でAIを使うときは、「伝えたいことを決める→構成を作る→文字を減らす→話して時間を測る→質問に備える」の順に、一つずつ手伝ってもらうのがおすすめです。まずは、発表で一番伝えたいことを一文にするところから始めてみてください。

英語の文献を使う発表なら、英語論文をAIで読む手順も役に立ちます。

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